2021年9月1日発売 土井中照著『呪術都市・松山』
価格:500円(税込)

 土井中照の実質的商業出版デビュー作。地方出版のためにあまり流通せず、埋もれてしまった名著『風水都市・松山の秘密』を発掘しました。
 加藤嘉明、蒲生忠知、久松松平家と続く松山の藩主たちが、領地を繁栄させるために施した、それぞれの呪術を紹介するとともに、藩主たちがつくりあげた不思議な「形」を解説します。風水や陰陽道をベースとした呪術の持つチカラを知ることができる、エデュテインメント本の名にふさわしい一冊です。
※エデュテインメントとはエデュケイション(教育)とエンターテイメント(娯楽)を組み合わせた造語です。

土井中 照(どいなか・あきら)
出身地の四国・愛媛に関する歴史、民俗に詳しく、数多くの著作を上梓。近年は、夏目漱石や正岡子規らの文芸研究に軸足を置き、元デザイナーのスキルを活かして漫画やイラストを多用した研究書も人気。その豊富な知識から「愛媛の雑学王」と呼ばれ、キー局、準キー局を含むテレビ・ラジオ番組にも多数出演。

《得意分野》
□明治文芸(夏目漱石、正岡子規)研究
□民俗系・歴史系研究
□食文化研究

はじめに
第一章 鰯の頭も信心から

 怨霊に彩られた日本の歴史/武将たちの信仰/加藤嘉明と松山城の履歴書
第二章 風水、陰陽道とは
 夢のチカラ/陰陽五行について/風水について/四神相応とは何だ/松山は四神相応の土地
第三章 加藤嘉明の結界
 松山築城の秘法/京都・江戸にみる秘術の法則/多すぎる嘉明の寺社勧請・移設・寄進/方位への結界
第四章 加藤嘉明の結界2
 寺町に施された北斗の結界/軍神・八幡神社の結界/素盞嗚尊による結界
第五章 加藤嘉明、転封の謎
 嘉明の会津移封の謎
第六章 蒲生忠知の結界
 蒲生忠知、お目見え/寺社の移設と蒲生忠知の結界
第七章 久松松平家の結界
 藩主選定の謎/久松松平家時代の寺社創設・移設・寄進/久松松平家時代の神社/久松松平家の方位結界/嘉明の結界崩し・北斗篇/嘉明の結界崩し・八幡篇/天神結界を探る
第八章 久松松平家の秘術
 俳句文化は言霊信仰/死霊鎮魂の能文化
あとがき

 

 


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